山信水産
Food/beverages
410-0106 Numazu-shi
Japan
Phone: 055-931-0628
Website: http://www.yamanobu.jp/
伝統と匠の技が駿河湾の新鮮素材にいきづく静浦港の伝道師 こだわりのひもの商
沼津市の中心部から国道414号線を伊豆方面へ車で15分。志下地区には「ひもの」を製造する町工場が数多く並んでいます。
「沼津は量・質ともに日本一のひもの産地です」と語るのは山信水産の山田貢さん。山田さん自身も職人さんと並んで魚をさばきます。普通の職人さんが1匹あたりにさばく時間は平均16秒。山田さんは10秒ほど。これもの年季の違いなのでしょう。「鮮度が良い状態で加工すれば美味しい干物になります。早くさばくことは大事。機械ならば早くてきれいに切れます。でも人の手で切った方が、表面に微妙な凹凸ができるので味が染み込みやすいんですよ」。塩以外の添加物は一切使いません。微妙な塩加減が「ひもの」の味を大きく左右するのです。 沼津で「ひもの」が盛んに作られるようになったのは、近くの海で脂がたっぷりの新鮮なアジやイワシ、サバが豊富に獲れたこと、長い日照時間や少ない降雨量、強い西風といったひものづくりに適した気象条件、漁師の奥さんを中心に安定的に働き手を確保できたことなど好条件が重なり、さらには原料魚を保管する大きな冷蔵・冷凍倉庫や物流拠点が近くに整っているといった加工する環境が整ったことが主な要因です。今では全国の生産量の40%が沼津で作られています。
とはいえ、残念ながら「ひもの」の消費量は年々減少しているのが悲しい現実なのです。



